悩ましい差額ベッド代の支払いについての現実的な考え方

差額ベッド代は拒否して払わないで済む?トラブル防ぐ現実的考え方とは

悩ましい!「差額ベッド代」問題の現実的な対処法とは?

病院のベッド

 

 

差額ベッド代って払わなきゃダメ?

 

 

「医療保険が必要かどうか」「入院日額をいくらにするか」などのテーマを考える時にとても悩ましく、専門家でも意見が分かれやすいのが「差額ベッド代」の捉え方です。

 

公的保険(国民健康保険 健康保険)がきかず、全額自己負担となるこの差額ベッド代をどう扱うかで医療保険への考え方は大きく変わってくることになります。

 

なるべく無駄なお金を使わずに必要な保障を確保するために、この差額ベッド問題をどう考えれば良いのでしょうか?

 

当サイトのおすすめは「短期入院なら払うつもりで考えて備え、長期入院なら払わずに済む努力をする」です。

 

以下に解説します。

 

 

このページのポイント

  • 差額ベッド代とは、「個室の利用料」
  • 差額ベッド代の原則はあくまで「患者側が希望した場合のみ」払う
  • 病院側から請求されて断りづらいことがある
  • 払う備えもしつつ、なるべく負担を軽減するように動くことが必要

 

 

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「そもそも医療保険やがん保険って何?」「それぞれの必要性や選び分けのコツは?」などまずイチから知りたいという方は、先に以下のページからご覧ください。


イチから学ぶ!医療保険とがん保険の違いと必要性、選びわけについて

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そもそも「差額ベッド代」って何?

 

ベッドで点滴を受ける女性

差額ベッド代とは、入院の際に通常の大部屋(4〜6人)ではなく個室を利用する際に生じるベッド代(宿泊費)のことです。

 

通常の大部屋(総室)はベッド代が無料ですが、個室を使うと通常の入院よりスペースを広く使うために特別料金が発生します。

 

大部屋と個室で金額差が生じることから「差額ベッド代」という名がついています。

 

差額ベッド代は医療費ではないため、公的保険で保障がされず全額自己負担となります。

 

その金額は病院ごとに異なり、平均で1日約6000円です。高額療養費制度を利用した場合の医療費の上限が月で約9万円=1日約3000円ですので、入院すると治療費よりも高くつきやすいのがこの差額ベッド代なのです。

 

 

「差額ベッド代は払わなくていい」という意見

 

この差額ベッド代は、必ず払うというものではありません。

 

先述したように病院には無料の大部屋もありますし、たとえ個室しか空いてない状況であってもそれが病院側の都合であれば患者側には支払う義務がないとされているのです。

 

厚生労働省は差額ベッド代について以下のように説明しています。

 

 

  • 患者に差額ベッド代を求めることができるのは、患者側の希望がある場合に限られる
  • 病院側が患者に対して治療上の必要 から個室等へ入居させた場合は,差額ベット料金を徴収できない
  • 同意書による確認を取っていなければ差額ベッド代は請求できない

 

 

また、差額ベッド代を支払うケースとしては以下のような例を挙げています。

 

 

  • 入院中にパソコンや電話を使って仕事をするのに集中できる環境がほしいから、個室に入院したいと患者側から申し出た場合。
  • いびきがひどく、周りの患者に迷惑をかけるという理由で個室へ移動してもらいたいと患者側が申し出た場合。

 

 

つまり、差額ベッド代を支払う必要が生じるのはあくまで患者側が個室を望んだ場合のみであり、病院側の都合によって求めることはできないとされているのです。

 

これを根拠に「差額ベッド代は払わなくて良い」と主張する声は多く見られます。

 

たとえば具体的に支払いを避ける方法として、

 

  • 安易に差額ベッド代の請求を盛り込んだ入院同意書にサインをしない
  • 入院した病院のエリアにある厚生局(厚生労働省の地方支部)に相談して払わないことを確認する
  • 「全日本民医連」に属する病院は差額ベッド代を請求しないのでそこを利用する

 

などが挙げられています。

 

 

「差額ベッド代は払うことになる」とする意見

 

窓口で相談を受ける

ただその一方、現実的にはこの差額ベッド代の支払いを拒否するのは難しいという意見もあります。

 

特に実際に入院を経験した方からこの意見は目立ちます。

 

なぜ難しいかというと、病院側はこの差額ベッド代を収益源のひとつとして考え、入院の際に当たり前のように支払いの同意を求めてくるケースが多いからです。

 

病院によっては、医者や看護師もこの差額ベッド代についてよく理解してないケースさえあります。

 

管理人もかつて花粉症の手術を受けるために入院したことがあるのですが、当時は差額ベッド代のことは全くわからず病院に言われるがままに支払っていました。

 

また、管理人の知人のケースでは病院が限られている地域で入院したために「差額ベッド代でもめたら治療にも影響するかもしれない」と考えて差額ベッド代について十分な話ができなかったという例もあります。

 

私たちが実際に入院で病院を選ぶ時は「自宅から近いか」「より専門的な治療を受けられるか」などが優先され、差額ベッド代のことはどうしても後回しになりがちです。

 

病院で働く人々からも「差額ベッド代の拒否は入院拒否と同じ」という声もあれば「ちゃんと交渉すれば払わないで済む」などの声もあり、病院ごとに事情も少しずつ違っているようです。

 

 

「現実的」な差額ベッド代の考え方とは?

 

入院している男性

では、差額ベッド代の現実的な対処法はどうすれば良いのでしょうか?

 

当サイトの提案は「短期入院なら払ってもいいと考えて備え、長期入院ならなるべく払わない努力をする」です。

 

そもそも、ほとんどの人にとって病院や入院というのは不慣れなものであり、気持ちも弱りがちです。

 

そんな中で最初から差額ベッド代を払わないように病院側と交渉したり、差額ベッド代を払わないで済む病院を見つけ出してくるいうのは正直ハードルが高いものです。何よりも治療を優先するならなおさらです。

 

短期入院であればたとえ差額ベッド代を支払うことになったとしても家計に深刻なダメージとはなりません。短期入院の場合、あるいは長期入院の初期の場合は差額ベッド代を払っても大丈夫なように最初から貯蓄や保険による備えを用意しておきましょう。

 

その一方で、差額ベッド代はなるべく払いたくない旨も病院側に伝えておくようにしましょう。入院当初から融通してくれる可能性もありますので。

 

ただし、入院が長期となってくると差額ベッド代を支払い続けるのは重い負担となっていきます。

 

その場合は病院ごとに存在するソーシャルワーカー(医者ではない入院上の様々な問題に対応するスタッフ)に相談してみたり、転院を検討するなどしてなるべく差額ベッド代の負担を軽減するように努めましょう。

 

入院が長引いた時、経済的な事情をちゃんと話せば病院側も何かしらの対処は検討してもらえるはずです。

 

最も大事なことはまず「差額ベッド代は必ずしも払うべきものではない」ということを覚えておくことです。そのうえでそれぞれの事情、病院との関係を踏まえながら入院費用をなるべく軽減できるように努めましょう。

 

 

教えてさん主婦

 

 

 

まとめ:差額ベッド代は必ず払うものではありません。短期的には払う準備をしつつ、なるべく負担を減らすようはたらきかけていきましょう。

 

「そもそも医療保険やがん保険って何?」「それぞれの必要性や選び分けのコツは?」などまずイチから知りたいという方は、先に以下のページからご覧ください。


イチから学ぶ!医療保険とがん保険の違いと必要性、選びわけについて

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